「沖縄発の戯曲作品の活用を通して、沖縄の歴史的社会的課題に向き合い、モヤモヤと考える波を起こすきっかけ作り事業」
公益財団法人沖縄県文化振興会「令和2年度沖縄文化芸術を支える環境形成推進事業補助事業」
・劇作家・知念正真(1941-2013)の作品を通して、沖縄の歴史、社会問題、芸術表現などについて考えを巡らせる催しを開催します。毎回異なるスピーカーや出演者を招き、学生や若者などを中心に幅広い層の方々を対象としています。
・若手演劇人材を対象に、知念作品を用いたワークショップを実施します。実際の劇場公演でも実践の人材として登用します。
・2014年を最後に長らく演じられてこなかった戯曲「喜劇『人類館』」の劇場公演を実現させます。学校や公民館での公演などで、より多くの観客との交流を目指します。音楽分野との融合や、他の作品の上演についても模索します。
・日本各地や海外で、知念作品を研究する専門家や演劇家同士のネットワーク形成を図ります。沖縄の観衆やアーティストとの交流の機会を設け、知念作品が現在の沖縄にもたらした社会的影響について評価してもらうと共に、未だまとめられていない知念作品の全集出版に向けて協働します。